レトロフリーク(FC、SFC、MD、PCE、GB、GBA互換機)
最近一部で話題になっているゲーム機「レトロフリーク」を購入。
10月末の発売でしたが生産数が少なく入荷待ちの状態で、やっと届きました。
この「レトロフリーク」はファミコン、スーパーファミコン、PCエンジン(SG含む)、メガドライブ、ゲームボーイ(カラー含む)、ゲームボーイアドバンスに互換のあるゲーム機です。
8機種(海外版を含むと11機種)のゲームがこの1台で遊べます。
早速箱から出してみます。
外観は良く言えばシンプル、悪く言えば安っぽいです。
上面にはファミコン、スーパーファミコン、メガドライブのスロットがあり、
前面にはPCエンジンとゲームボーイ系のスロットとUSB端子があります。
画像右のコントローラーアダプタがあれば実機のコントローラーを繋いで遊ぶこともできます。
ACアダプタ、HDMIケーブル、コントローラーが付属(1個)されているのでソフトさえあればすぐ遊べます。
付属コントローラーを使ってみましたが、ちょっとふにゃふにゃした感触なので私はPC用のSFC風USBコントローラーを買いました。
背面はACアダプタ端子、microSDスロット、HDMI端子と電源ボタンが見えます。
なんとこのレトロフリーク、microSDにソフトをインストールできる機能があります。
一度インストールしてしまえば、後はカートリッジを挿さなくてもゲームをプレイできます。
クイックセーブ機能もあるのでセーブ機能のないゲームやバックアップ電池の切れたゲームも中断状態で保存できます。
このインストール機能とクイックセーブ機能がレンタルショップや中古ショップで売ってる他の互換機にはないこの機種の売りであり、私の購入動機のひとつになったとも言えます。
インストールされると自動でソフト情報が表示されるのはとてもありがたいです。
10年位前にipodを買ってiTunesでCDをMP3化しまくった時と同じ感動が甦りました。
ファミコンのゲームをいくつかプレイしてみましたが遅延も感じられず実機に近い挙動でした。
(エミュレーターを使っているので一部動かないソフトもあるようです)
映像はHDMIで繋いでいるのでとてもハッキリクッキリとした画質で映ります。
最後に私の経験談を一つ。
遊ぶまえに無水エタノールと綿棒、接点復活剤は用意していたほうが良いと思います。
古いカセットは酸化皮膜や汚れで差し込んでも認識されません。
またカートリッジ端子に何もしない状態で本体に挿し込むと抜く時にとても苦労します。
綿棒に無水エタノールを付けて、カートリッジ端子を清掃し乾燥させてから接点復活剤を使えば
本体スロットとの接触が良くなり、ソフトの認識率向上と抜き差しを容易にしてくれます。
何も付けないで抜こうとすると
◆ 何も付けないとき:ガリゴリギギギバキガキンと音がして抜くのにかなり苦労します。
◆ 無水エタノールのみ:ガリガリゴリゴリと音が鳴り結構苦労します。
◆ 無水エタノールと接点復活剤使用:多少音はしますがかなり改善されます。
2万円と互換機にしては高めな機械なので大事に扱いましょう。
以上、ファーストインプレッションでした。
スロット端子や見た目のチープさ等、荒い部分も確かにありますが、
ファミコンから30年経ち各ハードが劣化している現状としては、
こういう機械でレトロゲームを遊んでいくのもありかなと思いました。